所謂エフェクターボードの話。多分その1

2024-01-30

こんにちは。

いい加減ギターの話をしましょうか。

と言うわけでアコギインスト奏者のエフェクターボードのお話。

エフェクターボードというとエレキギターを思い浮かべる方も多いかと思いますが、アコギでも最近はがっつりボードを組み、多様なサウンドを生み出すミュージシャンが多いです。
特にギターを叩くスラム奏法を駆使する方はボードが大きくなる傾向にあります。笑

Petteri Sariolaなどいい例ですね。







日本だと、okapiさんやいのけんさん。


okapiさん



いのけんさん







でかいですね。


弦の音だけでなく、パーカッション(ギターを叩いた音)のコントロールも行うべくボードが大きくなることが考えられます。




Petteri氏やokapi氏は、パーカッション用のピックアップを取り付けてそのチャンネルを独立させて制御していたりします。


そのあたりは友人龍亮氏が詳細に解説をされているので、そちらを拝借します。


先にスラム奏法を駆使するギタリストを上げましたが、フィンガーピッキングを駆使するギタリストもボードを組んでらっしゃいます。
先述のボードほど複雑なものは少なくボードにしなくても良いくらいの構成の方もいますが、
ライブで全国を移動するミュージシャンにとってボードとして組んでおくことで運搬がしやすかったり現地でのセッティングの手間が減るのは大きいですね。


シンプルなシステムですとエレアコorアコギに後付けPU搭載、(プリアンプ)、エフェクター(主にリバーブ)と言った構成、
これが複雑になるとデュアル以上のPUにプリアンプのセンドリターンにエフェクトをかますなどHENTAI(褒め言葉)になっていきます。

と、このブログを書いているさなかに、ちょうどいつもお世話になっているフィンガースタイルギタリスト矢後憲太さんがご自身のボードのことをブログで取り上げてらっしゃいました。


矢後さんの場合、所謂HENTAIの構成、沖田ギターにPU重装備、さらにプリアンプにセンドリターンで2種類のリバーブ、ディレイをかましておられます。
これは最新のもので執筆時はまだその構成でライブされていないかと思いますが、あの厚みのある美しいトーンがさらにパワーアップされると思うと夜も8時間しか眠れません。

少し古いですが公式でのライブ動画を↓

では私自身のエフェクターボードはどうなっているのか、と言う話になるのですが、長くなるのでまた次回に。