学生時代の基礎練の話。

2024-01-30

※7/28 動画の音量を大きくしました。

今回はタイトル通りです。

ギターアンサンブル

ほんのり自分語りをすると、私は某中高一貫校のギター部(クラシックギターアンサンブル形式)で5年間部活としてギターをやっていました。

クラシックギターとつくものの基本的にはオーケストラのように複数パートがありそれぞれを大きさや形状の違うギターで担当する形です。

アンサンブルということで、所謂独奏やソロギターというよりも単音でしっかりアポヤンドで音を出すことがほとんどだったのですが、これのおかげかアコギになってもピッキングの強さに関してはあまり困りませんでした。

基礎練

そこで、当時やっていた基礎練を参考程度に紹介しようかと。参考程度に。

ナイロン弦をしっかり弾くための基礎練なので鉄弦で効果があるかは未知数です、念のため。

以下、数字の順番通りに行っていました。
また、名前は自分の部活で呼んでいたものです。
恐らく元になったメソッドは別にあるのですが、そのあたりのルーツを当時聞くことはなかったので不明となります。。

①半音階

    ポイント
  • 左手は半音ずつ、右手は一音一音遅れず均等に鳴らす。
  • 左手の移動は正確に、かつ音が切れないように素早く。
  • ②名前失念

      ポイント
  • 左手は半音ずつ、右手は一音一音遅れず均等に鳴らす。
  • リズム乱れに注意、ハンマリング/プリングでも同様に乱れない、可能な限り音量も揃える。
  • ③IM(アイエム)

    ギター用語で右手の指をそれぞれ
    P…親指 I…人差し指 M…中指 A…薬指 ch…小指
    で表しますが、IMは人差し指と中指でのピッキングです。

      ポイント
  • 均等に刻む。
  • 後半の応用編的なものは均等に刻みつつ左手を無駄なく動かす。
  • ③’ MA(エムエー)

    ③を中指薬指でやるだけ。

    やるだけと言いつつだいぶ感覚やピッキングの強さが違ってズレます。

    ④スケール

  • 音が切れないように正確に。
  • オクターブ上がるところが素早さと正確性を両立できるかどうか。
  • 余裕があれば更に1オクターブ分上がっても良いかと。

    ⑤アルペジオ

    合奏でアルペジオをあまり使わない分やっていた感じですね。
    個人的には岸部さんのHeartstringsなどの方がアルペジオの基礎練になりそう。

    ⑥トレモロ

    これはもう完全に番外。

    クラシックギターでいうトレモロは親指から薬指迄均等に使って奏でる奏法ですが、

    これは最早エレキのトレモロ。

    どうしても音の伸びが悪いため、擬似的に音を伸ばすために使うものです。

    こんなことを毎部活ごとに1時間ほどやっていたので、それは嗜好もおかしくなりますね。

    もし鉄弦でも、という方はぜひお試しください。

    参考までに上記の基礎練動画はリスト化しております。